飛行機雲はどうして出来るの?天気までも分かっちゃう飛行機雲の仕組みを解説!

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世界で唯一同じ空間を見られる空が私は大好きです。空を見てると時間も場所も忘れて気持ちを楽にさせてくれます。

空を眺めて退屈な授業もあっという間なんてことも!笑

そこに一機の飛行機が雲を造って飛んでいる。どこまで伸びるのだろう?なぜ出来るのだろう?消えるまでずっと眺めていたことだってあります。

今回は、その飛行機雲の仕組みを解説します。

 

飛行機雲とは?

旅客を乗せた飛行機の航跡に見られる細長い線状の雲のことを「飛行機雲」と言います。

飛行機雲は排気ガスなどの煙と思ってませんか?

それは間違い!煙ではなく、これは雲です!

ただ、アクロバットショーなどに見られる飛行機の航跡は煙です。

 

飛行機雲が出来る時

飛行機雲は頻繁に見られるわけではなく、飛行機の飛ぶ高さや温度、湿度、風の強さ、気圧などのあらゆる条件が揃わなければ飛行機雲が発生することはありません。

 

高度が100m上がる毎に温度が約0.6度下がり、飛行機雲は地上から約6000m以上で発生するとされています。

飛行機が飛ぶ約8,000〜1万mの上空はマイナス40〜50度もの極寒の世界なのです!

 

飛行機のジェットエンジンから生成される排気ガスの中に含まれる水分が急速に冷やされ、氷の粒となり空気の中に留まります。

地上から見ると氷の粒は白く見えているこれが飛行機雲!

 

雲を造ってる飛行機をよく見てみるとジェットエンジンから雲が出来るまでに幅が出来ていることに気が付きませんか?

あれは、飛行機のジェットエンジンは非常に高温のため水分が氷になるまでに時間がかかっています。

なので、飛行機の中から飛行機雲を見るのは難しいでしょう。

 

 飛行機雲で天気が分かる

飛行機雲が消えるまでの時間に違いがあります。

飛行機雲が発生してからすぐに消えてしまう場合は、空気が乾燥しているので晴れの日が続く事が多いです。

逆に長く留まっている場合は、空気がじめじめと湿気ているので近いうちに天候が荒れる可能性が高いことが分かります。